こんにちは！
フリーウェディングプランナーのChikaです！
今回はそもそもフリーのウェディングプランナーとは何者！？何ができるの？
そんな疑問についてご紹介いたします。
ウェディングプランナーとは
まずウェディングプランナーとは、
結婚式の内容を0から全て新郎新婦と一緒に作りあげるのがお仕事です。
これを「プランニング」と言います。
プランナーになるには、資格は不要です。
つまり、誰でもウェディングプランナーと言えばなれてしまします。
ただ、様々な団体が作った認定試験や、ウェディングプランナー育成の
専門学校もあり、そこからウェディングプランナーを目指す方もいらっしゃいます。
私は、異業種からウェディングの世界へ入ったので基礎知識０から
スタートしています。
会社員時代に勉強し、先輩から学び、実際に担当をしていく中で培った経験、人脈こそが
フリープランナーとなった今、とても役立っています。
話を戻すと、ウェディングプランナーは、
新郎新婦と打合せをしながら結婚式の内容全てを決めていく（プランニング）のが仕事です。
結婚式のプランニングには、ある程度期日やプロセスが決まっていますが、
それ以上に何をするのか。は
プランナーの対応力で変わってきます。
新郎新婦の、希望を叶えたいと熱意のある人、たくさんアイデアを出してくれる人、
事務的に確認事項を進める人など、プランナー自身の性格や結婚式に対する思いによっても
変わってきます。
また、会社員プランナーであれば、1件の結婚式ごとに目標売上が存在します。
これは、会社に属する以上逃れられないものです。
フリープランナーは、ほぼ自身のプロデュース料が売り上げとなるので、
他はそこまで重視していないように感じます。
少なくとも私は、新郎新婦に寄り添って持っている希望を深堀したり、
結婚式に対してマイナス感情を抱いている方の力になりたいと思っています。
フリープランナーと会社員プランナーの違いは？
先にお伝えした通り、プランナーは基本的に結婚式を「プランニング」していくのが仕事です。
フリーランスであっても、会社員プランナーであっても仕事内容にほぼ変わりはありません。
異なる点は、
フリープランナー→会場から決める。売り上げより満足度の高さ優先。販売（提携）できるパートナー企業は自由。
会社員→会場が決まっている。売り上げ目標を目指す。販売できるサービス業者は決まっている。
新郎新婦が感じる違いは、
フリープランナー→新郎新婦が会場を決める前に、プランナーを自分たちで決める。そこから全て決めていく。【誰と結婚式を作るかを決める】
会社員プランナー→新郎新婦が会場を決めたのち、会場側がプランナーを決定して担当が始まる。（新郎新婦に選ぶ権利はほぼない）【プランナーはガチャ】
この要素が大きく異なります。
私がフリーウェディングプランナーをしている理由
私がフリーウェディングプランナーとして活動をしている理由は、
会社員プランナーだと制限がかけられて新郎新婦がやりたいと願うことに障壁が生じ、
実現しにくいと思ったからです。
例えば、以前の会社でのこと。
衣装の持込不可。または特別に許可が得られれば持込可だけど持込料10万円。
ドレスメーカーが母体の式場に勤務していたので、理由は頭ではわかります。
でも新婦さまが試着を始めて気に入った衣装が見つからない。
でも他社の衣装は持込NGだから、この中から選んでください。などという制限が
ありました。
また、持ち込むなら特別に許可してもいいけれど、持込料10万円を支払ってね。と。
自分が花嫁の立場なら、どう感じますか！？
気に入ったのがなかったから、他の衣装店で選びたいのにそれはおかしくない！？と
思いませんか！？
私はおかしいと思っていながら、それを言えないのです。会社の方針だから。
会社員プランナーだと、どうしても会社の規則に則ってお客様を誘導していかなければなりませんでした。
そのような事例がいくつも発生しており、なんでダメなの！？と
心の中で思っていました。
本来結婚式準備は、楽しいものなのです。
でも、着たくない衣装の中から選ぶしかない。持ち込むならお金を払え。
そんなことをしていては、結婚式準備が全く楽しくないじゃないか。と
どうにもできない現実に悔しい想いをいただいていました。
プレ花嫁からも不満の声がSNS上には溢れかえっています。
なぜ本来楽しいはずの結婚式準備で、会社都合で悲しむ新郎新婦が発生してしまうのか。
その答えはフリーのウェディングプランナーになったことで解消されました。
プランニングの進め方の違い
会社員プランナーとフリープランナーの大きな違いは、
1組に関われる時間が圧倒的に違います。
1組ずつにケアできる時間がフリープランナーの方が多いのです。
実際に私が体験した違い。
会社員時代の1か月の最大担当件数は12件。（繁忙期の4月）
→多忙すぎて死ぬかと思いました。
フリープランナーとしての1か月の最大担当数は5件。（コロナ明けの10月）
最大で考えてもフリープランナーは1か月に受け持つ担当数は会社員に比べて
半分以下です。
ということは、1組に対応できる時間が圧倒的に違います。
打合せだけをしているのではなく、一緒に作っていくのが仕事なので、
各部門へ交渉したり、イメージを集めたり、提案内容を考えたりしています。
その時間が圧倒的に違います。
また、プランナーの仕事の中に、新郎新婦のメンタルケアが含まれています。
色々な事情を抱えたお2人の相談相手になることも、今までたくさんありました。
会社員時代は、正直そこまで対応する時間が十分に取れないことも多く、
結果お2人やそのご家族間で溝が生じ、こじれて破談へ進んでしまう。
というケースもありました。
また、持込み問題に関しても、
フリープランナーであれば、いつもの提携先を案内することもあれば、
ちょっとご希望を違うな。と感じれば新しく提携先を開拓することは自由。
新郎新婦が探し当てたサービスを取り入れることも私1人の判断で進めることができます。
誰でもどこでもOKというわけではなく、今までの経験からここならお2人へ向けて
最高のサービスが提供できる。と判断できます。
わかりやすく例えると、
建売の家を買うか、注文住宅を買うか。のようにイメージしていただくと
わかりやすいかもしれません。
まとめ
ここまで書きましたが、どちらが魅力的に感じたでしょうか？
カップルごとに意見が違うはずです。
会社員プランナーと作る結婚式を全否定しているわけではありません。
実際に私も7年勤務して幸せな笑顔溢れる結婚式に携わることができました。
ただ、結婚式準備が始まり、打合せを進めていくと、
「あれ？意外と自由度で少ないのね」と気が付くのです。
準備中に悲しい事、悔しい事が起きてしまうこともあります。
売り上げを上げることが仕事の一つでもあるので、そのためのロープレは何度もやっています。
初期見積もりから変更なく進めるというのは結構難しい仕組みとなっています。
フリープランナーになってからは、真っ白な状態から作り上げるので、
全てオリジナル。
何を選んで何をするのかも自由。
結婚式準備を進めていく上で、決めていくことはほぼ同じでも、
抱えるストレスは違ってきたりします。
この記事を読んで、フリープランナーのことをもう少し詳しく知りたいな。と
思っていただけるようであれば、引き続き今後の投稿もチェックしてくださいね♡
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
Chika
