会場見学

【結婚式場見学】結婚式場の選びかた

こんにちは!

京都のウェディングプランナーの保榮茂千賀(ほえもちか)ことChikaです!

今回は、結婚式場見学時の注意点3選についてご紹介していきます!

これから結婚式をしたい。と思っている方々には有益情報です。

会場に属さないフリーランスのウェディングプランナーだから出せる情報を書いていきます。

動画で確認したい方はこちら
※フリープランナー4人のインスタコラボライブアーカイブです。
北海道・京都・福岡・沖縄のプランナーが解説しています。

高額な結婚式を失敗したくない方はぜひ最後までチェックしてください♡

当日成約が危険なワケ

トラブルが発生しやすいです。

準備が進行するとあれ?と違和感が現れ余計なストレスを感じて、

マリッジブルーに陥りやすく楽しいはずの結婚式がどんどん面白くなくなっていきます。

昨今、契約後にトラブルが発生しキャンセル料を支払い別会場へ変更する。という

もったいない事態もよく耳にします。

大切なお金を守るためにも事前に知識を持っておくと、余計な出費を防ぐことができます。

①ずばり!!見学1件目で当日即決しないこと!!

もーーーーーこれは声を大にして言いたいです。

1件目でその場で契約しないこと!!

途中でいざこざが起こりやすい方は、1件目でご成約していることが多いです。

なぜなら、見学1件目というと知識不足、自分たちの希望がほぼ見えていない状態で

契約しているので、準備を始めていくことで「あれ?」思っていたのと違う。と

そこで初めて気が付く「まさかポイント」が多数出てきます。

「最初と言っていたことと若干違う」
「担当者が急に変わって内容の引継ぎがうまくいっていない」
「見積りが爆上がりしている」

そういったひとつひとつが積み重なり不信感となっていきます。

この会場では幸せな結婚式がイメージできない。と結果キャンセルすることになるのです。

本来準備期間というのは今までの人生を振り返り、自分たちの知らなかった成長過程を

知ったり、来てくれるゲストにどうお礼を伝えていこうか。どんな風に工夫すると

楽しい時間になるのかをワクワクしながら考えていくのが結婚式準備

会場への不信感のせいで、余計なストレスを感じる時間は誰も想定していません。

そして、ここまで読んでふと思うことはありませんか!?

そんな高い買い物を、その日の勢いで私は即決なんてしない。と。

それが現実は

ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べによると、全国平均で43.5%の先輩カップルが1件目に訪問した会場で結婚式を決めています。

※出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023調べ

 

 

即決を促す営業力

新規接客担当者=営業さんは抜群にご案内やトークが上手です。

そして、この人にぜひお願いしたい!と思わせるとても「いい人」なのです。

結婚式は「非日常体験」なので、比較できるものが少なく、

「なんとなくよかったから」

「悪いところが見つからなかったから」と

感覚のみを頼りに当日に申し込んでしまうことがあります。

 

どこの結婚式場もレベルが上がっていますので、外観や内装が異なるだけで、

そこまで差がないのが現実です。

違うのは「人」です。

チャペル、披露宴会場、そしてお手洗いまでもが美しくキラキラしています。

試食で食べるお料理は美味しいです。

初期で案内される見積りは、自分たちが想定していた金額に対してまぁまぁいい感じの合計になっています。

そして、最後の一押しでこう言われます。

「この月は人気で、もうこの日しか空いていません。今見学に来ている他のお客様も同じような時期で検討されているのですぐに押さえないと埋まってしまうかもしれません。」

「今日この場でご成約いただくと●●万円値引きします」

会場内のどこもキラキラしていて、見積も、案内してくれた人もいい感じ。そして希望の日が埋まってしまうかもしれない。その上、今日契約したらさらに安くなる!?

じゃあ持帰る理由はなくない!?手続きしてしてしまおう!

気に入ったのに、その好条件を捨ててまで持帰る必要がないのですから契約してしまうのです。

こうして数百万の買い物をいとも簡単に知識不足のまま契約してしまうのです。

知識不足とは!?

では、結婚式の知識とはどんなものを指すのか解説します!

契約後にはどうにもならないことが多々潜んでいるので、希望があれば契約前に希望を伝えておかないと叶えられない。ということがあります。

結婚式準備中によく発生する事案3選

①持ち込みができないor持ち込む場合は有料

②担当者と相性が悪い

③1年前に契約したのに、打合せが始まらない

解説します。

①持ち込み問題

準備を進めると、たくさん検索を始めるのでその際にSNSで見つけたフリープランナー、

カメラマン、ヘアメイク、司会者、衣装、を使いたい(持ち込みたい)願望が

出てくることがあります。

※持ち込み=会場提携外のショップや業者さんのこと

ここではわかりやすく「衣装」について取り上げます。

初試着への予約が完了したら、どんな衣装がいいかな?と検索したりします。

その際に例えば、限定のショップでしか取り扱いのない衣装を着てみたいとなる。

その場合、会場の提携ショップで取り扱いがあるのかを問い合わせたりすると思います。

提携ショップがたくさんある会場であれば、希望のブランドの衣装が見つかるかもしれません。

でも、取り扱いがなければ、その衣装を試着すらすることができません

どうしても諦めきれない場合は、ご自身で取り扱いショップを探す。ということを始め

無事に希望の衣装が見つかり、会場へ持ち込みたいです。と伝えると、

多くはこのように返事があります。

「お持ち込みはお断りしています。」

「お持ち込み料は〇〇円が発生します。また、責任を負いかねますので

到着時シワがあってもこちらでは対応はできません。」と。

解決策

ご自身が衣装にこだわりたい!と考えているなら、先に調べてイメージを付けておくことをおススメします。

会場との契約前にこだわりを持っていると伝えると、「特別枠」として持込料が安くなったり、

負担ゼロになるケースがあります。

結果色々試着して、提携ショップで気に入った衣装が見つかれば、

持ち込みをしない。となり通常のフローに戻るだけなので誰も損はしません。

会場も陰ながらホッとしていたり笑

また、なかなか契約前にそこまで調べきれない方は、

可能性の話だけ見学時にしておくと持込料などの説明を行ってくれます。

その時に会場側から、本当に持ち込みが難しい場合は伝えてくれると思うので、

契約前に知ることで自分たちの選択からその会場を外すことができます。

契約前にこのようなポイントを知っておくと各クリエイターや商品の持ち込みについて

スムーズに話が進みやすいです。

また、どこかに一筆メモしておく、初期見積もりに記載してもらうなど目に見える形で

証明を残しておくことをおススメします。

 

 

②担当者との相性

営業さんが「超いい人」だったから「安心」していませんか!?

案内スタッフが必ずしも担当するわけではない。ことを知識として持っていただきたいです。

色んな会場があります。

最初に案内してくれたスタッフが当日まで担当するパターン。

最初に案内してくれたスタッフから担当者が変更になるパターン。

変更になるパターンの際に起こりがちな相性問題を書いていきます。

担当が変わると思ってなかった!!!問題です。

余談ですが、

私が以前在籍していた会場でも、新規案内担当者(営業)と契約後に担当する

プランナーに分かれていました。

ご成約後のお2人に「これから担当します。」とご挨拶をした際に

「初めの方が担当ではないのですね。。」と言われたことは

多々ありました。

そして、成約を取りたいために、初めの営業スタッフができないことをできると言ったり

過剰に割引がされているお客様も多く引き継ぐプランナーとしても

苦労をしたことを覚えています笑

本題に戻ります。

営業さん大好き♡なお客様とどうやって信頼関係を結んでいくのか。は

プランナーの力量や熱量にかかっています。

それが、初めの接客したスタッフよりも結婚式に対して想いがない方だったり、

事務的に必要事項しか進めない方返信が遅い方であれば、

最初の方との差が激しすぎて不満となり「相性が合わない」

ストレスを感じることになります。

また、ものすごく新人が担当するパターン

このパターンは全員が悪いわけではなく、熱量でカバーできるプランナーは多数存在します

ので全て当てはまりませんが、

新人がゆえ不安に思わせてしまうプランナーもいます。

 

 

そして、

なんとなくプランナーに不満・不安を感じているが「担当を変更してほしい」

と言っていいものか別問題でストレスを抱えることになります。

解決策

そこまでこだわりがなくても、会場側へこのお客様要注意!と

初めに思わせておくこと。

ちょっと究極な表現をしましたが、結婚式は高額なんです!!

聞き分けのいいだけのお客様になってはいけません!!

見積もりに対してシビア・やりたいことのイメージがたくさんある・細かいことに

よく気が付くなどのポイントがあるお客様には、

今後会場にとってもクレームになることを恐れるため

新人プランナー、頼りなさそうなプランナーは担当につけません。

ただ、クレーマーになれ。とは言ってませんのでご注意ください笑

 

③打合せが始まらない問題

事例
・「せっかく準備をゆっくりしたくて、1年以上前に決定したのに打合せは挙式4か月前からしか始まらないの!?」

・何のために早く契約したんだ。

・この期間がもったいない!!!

となることがあります。

契約時に、こう伝えてください。

・「〇月~〇月は仕事で出張に行くので、準備がストップするので早めに打ち合わせをしたい!」

・「とても悩んでしまうタイプなので打合せは早めにスタートしたい。」

会場によっては早めスタートをしてくれるところもありますし、

もしスタートできなくても「0打ち(ゼロウチ)」と言って担当者による打合せは

まだだけど、今できることを教えてくれたりします!

準備をゆっくりしたい方は契約時に伝えてみてください♡

さて、なぜこれが大事かと言うと、、

人間というのは、「よしやるぞ!!」とスタートアップの時に

一番熱量が高まります

そこでストップさせられると一気にやる気をなくし、

考えるのがめんどくさくなってきます。

私のお客様で、

〇〇会場で挙式1年前に契約したけれど挙式4か月前まで何も始まらなくて放置されてる気分。なんでこの会場を選んだのか、なんのために結婚式をしたいと思ったのかわからなくなった。という方がおられました。

今一度ヒアリングをし、本質を深堀していったところ、

全く異なる会場に変更となり私に依頼することへ変更されました。

その時に起きていたのが、この打合せが始まらない問題です。

先に契約されていた会場はキャンセル料を支払いキャンセルされました。

 

また、この打合せが平均4か月前からスタートなのは、会社が運営する結婚式場であれば

プランナーが抱える件数を増やしすぎないためだったりします。(働き方改革)

一方フリーウェディングプランナーは、そもそも自身のキャパシティ以上に件数を

取らないのでいつからでも打合せがスタートできます。

ゆっくり準備期間が取りたい方はフリーウェディングプランナーも

候補に入れてくださると嬉しいです♡

まとめ

1件目の見学での当日即決は避けた方がいいです。

即決ではなく、複数件見学をし自分たちが本当にやりたいこと、招待するゲストのことを

考えて会場の決定をしてください。

そうすることで、準備中の違和感を減らし準備期間中からとても楽しみな

結婚式が作れます!

ただ、ここに記載した以外にもお2人ならではのご希望や悩みが出てくると思います。

その場合は、経験や幅広い知識を持っているフリープランナーに相談してみるのもおススメです。

私であれば相談は無料ですので、現状に少しでも違和感があるようでしたらお問合せください。

最後までお読みいただきありがとうございました♡

Chika